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幸せな人生を送るために書くブログ集

【リハビリ初日//トレーニングルームの光景】

先日、予約を取った整形にリハビリに行ってきました。

 

少し早めに行ったので、受付を終えた後しばらく椅子に腰かけて、広いトレーニングルームを眺めていました。

 

ゆったりと間隔をあけて幾つもベッド(マット)が並んでおり、なお且つスぺ―スのある空間は、ちょっとした体育館のような感じです。

 

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そういえばここの整形は、以前からプロのスポーツ選手も来ることで名が知れているのを思い出しました。

また何年か前ですが、私は自転車で転び右手首を粉砕骨折した時には、ここに上手な先生がいるからということで通い、すっかり元に戻ったことがあります。

 

古かった建物は新しく生まれ変わり、そんなことも今では忘れていました。

 

午後の部は始まったばかりなのか、理学療法士(トレーナー)が一人、若い男性の患者さんについてリハビリの最中です。

 

足の訓練のようで、その女性トレーナーは「上げて!下げて!上げて!下げて!」と大きな掛け声をかけ続けています。

背は中くらいですが、彼女の後姿がガッシリしているのと声が強い軍隊調なので怖い感じがします。

 

やがて今度は男性のトレーナーが、今来たばかりの若い女性のリハビリを始めました。

ベッドに横たわった女性は、ショートパンツに生足をむき出しです。

(この軽快なスタイルには何かリハビリ上の意味があるのだろうか?)

私はそんなことを思いながら眺めていました。

 

ちなみにその日の私は、屈伸しやすいトレーニングパンツをはいてきました。

 

そのうちトレーナーが次々と姿を現し、患者も代わるがわる受付を済ませ対になってリハビリを始めます。

 

その中で一向に名前を呼ばれない新参者の私は、一人取り残されたような気分で彼らを眺めるばかり。

 

私はもう10分以上は待っているのに・・・後から来た人が次々と呼ばれていきます。

でも予約の3時までにはあと数分あるし、といい聞かせます。

 

それにただ眺めているだけで、ここのリハビリ室は面白いのです。

 

これまで通った整形では、男女ともにどことなく似た体形のスタッフが多かったのに比べ、ここでは細身で物腰の柔らかそうな男性トレーナーがいるかと思えば、長身でガシッとした格闘家のような男性トレーナーがいます。

 

そして思わずその姿を目で追わずにいられなかったのは、身長180くらいはありそうな、胸も腰もしっかり張り出した凄い体格の女性トレーナーが現れたことです。

 

(うわー、すごい!この人が私の担当者だったらどうしょう?)

私は目を瞠って彼女を見つめました。

私も身長はある方だけど、この方の堂々たる体格には遠く及ばない。

 

私は、とにかく男性でも女性でも出来るだけ優しい人が担当者であってほしいな、と思うのです。この先ずっと付き合うのだし。

人間見かけだけで判断してはいけない、と思いながらも。

 

もう2年以上前になりますが、初めて足腰の具合が悪くなってリハビリを受けた時、私の担当になったのは、若い優し気な男性でした。

 

他のトレーナーのように世間話や無駄口はあまりせず、とてもきめ細かくやってくれ、おかげで3、4か月後には普通に歩けるようになっていました。

 

また何かあればその方にかかりたい、と思っていたけれど、他へ移るような感じがあったから、今どうしているか・・・・・・

 

そんなことを思いながら、このたくましい女性トレーナーの姿を追っていると、先ほど来た年配の男性をケアし始めました。

肩のあたりに何か機械を当てて、黙々と治療しています。

 

こうして午後の部が進行していく中で、私はまだ呼ばれず一人ポツンと腰かけていました。

 

すると3時を少し過ぎた時、小柄な女性が私に近づいてきて私の名前を呼びました。

 

私は、ほっとして立ち上がり、彼女の後からついていきました。

 

マスクをしているので確かなことは分かりませんが、30代くらいの目元が涼しいトレーナーさんです。

 

そしてトレーニングに入ってみると、かなり経験があるのか手慣れている感じがします。

 

こちらの足の状況をざっと聞いた後、歩き方をみたり、足のストレッチをやっていきますが、安心して任せられる感じがします。

 

歩き方や、片足立ちなどは、自分ではある程度出来ているつもりだったのが、どこか歪んでいたり、無理があったりを指摘される。

 

でも「体が柔らかいですね」と言われ、足の抵抗力を試しながら「力が強いですね」といわれる。

 

今まで通っていた整形と違って、機械だけでなく積極的に体を動かしてのリハビリなので、何か手ごたえのようなものが感じられる。

 

約40分のトレーニングを終えた時は、うっすら汗をかいていました。

 

そんなわけで待っている間の不安や心細さはどこへやら、最後はとっても充足感がありました。

 

これからも、この方が担当してくださるとのことで、良かった!

 

ちなみに、このトレーナーさんの下の名前は、「有」に「咲く」という字でしたが「アリサ」と読むのでしょうか?

 

レーニングルームを出て病院の外に出た時は、ジムに行ってひと汗かいたような爽快な気分でした。

 

 

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