こんにちは。
ブログ百科ララの杏花です。
バラに続き、アジサイが美しい季節です。
でも私の足は、思うようにならず。
1年前に治ったはずの股関節症が再び再発したのが3月の末でした。
4月に入って整形外科を受診し、脊柱管狭窄症および股関節症との診断を下され、できれば手術をと勧められる。
だが1年前に理学療法士のリハビリを受け、数か月後に普通の生活ができるようになった私としては、医師の言葉をそのまま受ける気にはならなかった。
手術は最後の手段として、何か方法はないだろうか?
とりあえずはリハビリに通うことにしたが、以前購入した「脊柱管狭窄症を自分で治す本」(白井天道著)というのを本棚に見つけ読み返してみる。
この方は自身の体験(ぎっくり腰による坐骨神経痛)から、腰痛やしびれに関する治療に特化した整体院を運営する院長。
長年、学びと研究を重ねてきた結果、現在多くの患者から指示を得ているという。
漫画でわかりやすいこともあり、しばらく実行してみようと思う。
これまで足腰が悪いと、ついお定まりの整形外科に行くが、今まで何か所行っても腑に落ちる説明を聞いたためしがない。
ある医師は「手術するかしないかで、手術しないとなれば特に効果的な治療法はない」と言い切った。
結局これまでに分かったことは、足腰に関する問題は、整形外科及びその他の整骨院などの医師でも、はっきりとはつかめていない分野らしいということだ。
今、リハビリを受けている担当の若い女性の理学療法士さんは、前向きに対処してくれるが、専門学校を出て1年と少しとか、どこか心もとなく不安だが流れで通っている。
歩いていける距離ではないので自転車で行き、リハビリの帰りにはお気に入りの八百屋さんで、トマトやホウレンソウを買ったり、近くにある小さなブティックを眺めたりして帰る。
「大相撲」
そうこうしているうちに、楽しみにしていた相撲が始まった。
最初のほうのブログにも書いたが、私は若隆景のファンである。
だが足を痛めて休場しているから、代わりにお兄さんの若元春を応援する。
速攻でスカッとした勝ち方が魅力的な弟の若隆景に対して、じっくり型で冷静な兄の若元春は、最近じわじわと力をつけてきている。
そして、ほかにも注目すべきは豊昇龍、霧馬山のモンゴル勢、そして小柄ながら毎回大奮闘して客席を沸かせる翠富士だ。
彼はモンゴル出身で北海道育ちとのことだが、初めて目にしたとき、体格の立派さと存在感のある立ち姿には驚いた。
これはかなりの大型新人だ!!
そんなわけで、今場所も千秋楽まで目が離せずせずっと見続けている。
「世界卓球」
そのうち相撲と並行して、卓球までもが始まったからその後はこの二つを見るのが日課となった。
とにかく「早田ひな」がすごかった!
女子シングルスで、あの中国の王選手という強者を激闘の末に破る、という快挙を遂げたのだった。
これまで「伊藤美誠」のめらめら燃えるような闘志あふれる眼力、と戦いぶりが好きだった。
だが、それを上回るような早田ひなの、全身これ炎の塊といった気迫!
これに圧倒されたのは私だけではないだろう。
一見冷静に見えた彼女も、ジュース、ジュースの果てに勝利したときは、思わず感極まったのか、たまらず顔を覆っていた。
どこの国の人だろう?
応援席で早田ひなを応援し続けていた白いTシャツ姿の男性が、その瞬間、嬉しそうに力強く拍手する姿が印象的だった。
「メジャーリーグ」
そのほかメジャーでは、大谷、吉田らが連日のように活躍を取り上げられるが、私はかねてからのファンであるダルビッシュが気にかかる。
時折、MLBで彼の状況をじっくり確認する。
責任感の強い彼は、WBCでは自分の調整はよそに、早々と宮崎入りし準備に専念した。
それはいいとして、ダルビッシュ自身の本番に影響はないのか、心配だった。
そして蓋を開けてみると、昨年よりパドレスの打線は振るわず、彼自身はさほど悪くはないようだが今一つという感じがある。
でも、まだこれからだし・・・ケガやアクシデントに見舞われず、最後まで投げ続けてほしい、そう願うばかり。
とにかくここしばらくは、スポーツづけの毎日だった。
そんな訳で気づいてみれば、ブログの方はずいぶんとご無沙汰してしまい、今は祭りが終わった後のようなさみしさが残る。
「詩吟友達」
そしてもう一つ、先日は詩吟教室で親しくなった友人と、2か月振りに会っておしゃべりした。
現状とは真逆の活動的なスタイルで、待ち合わせ場所のカフェに向かった。
リハビリの帰りにブティックで見つけた白いスラックスに淡いグリーンのトップスを合わせ、クリムトの絵がついたバッグを肩にかけて、いそいそと出かけて行った。
「あら、ずいぶんと若々しいスタイル!」
カフェで顔を合わせると開口一番、友人は言った。
(私は案外と元気ですよ!がアピールできたかな?)
それにしても、彼女が纏った濃いグリーンのドレスっぽい服は鮮やかでエレガントだった。
もともとファッションセンスが良く、特に色使いの上手な人だったが、肩口から少し覗く黒いレースのあしらいが粋だ。
テーブルに向かい合った私と彼女は、ひとしきり再会を喜び合った後、お互いの近況報告をし合った。
私の足の具合。
彼女の近況。
そして、詩吟教室のようすなど。
コーヒーを飲みながら夢中で喋りあって、1時間以上があっという間に過ぎた。
彼女も数年前、私とほぼ同じ足、腰の症状できつい思いをし、何とか今の生活に戻ったのだった。
「だから、あなたも頑張って治してね」そう言って励ましてくれる。
ついこの間、「さよならだけが人生だ」などとブログでぼやいたばかりだったが、カフェを出て彼女と別れたあと、「友人っていいな」と一人ほっこりする私だった。
帰りの街角で思った。
見慣れた街並みも行き過ぎる人々も、以前よりどこか明るく開放的だ。
夏が近く季節の爽やかさもあるが、あのコロナ全盛の時は過ぎ去ったのだ、と改めて思った。
それから相撲では、3場所ぶりに復帰した照ノ富士が8度目の優勝杯を手にした。
どん底まで落ち、けがや病気に悩まされ続けた照ノ富士の優勝、これは本当に素晴らしかった!
山あり谷ありの人生を、くじけず黙々と、頑張り続ける人を見ていると、こちらまで勇気付けられる。
ぐずぐずしていたせいで、スポーツ記事など旬が過ぎてしまったが、こんな感じで暮らしています。
今は足腰を少しでも治し、再び詩吟にも出かけていけるよう頑張りたい。
最後に私の好きな「ターシャ・テューダー」(アメリカの絵本作家)のこんな言葉を記して終わります。
《楽しみは創り出せるもの》
「そう、いつどんな時でも、そうした思いを忘れずに日々を暮らしていきたいと思う」
ターシャの言葉
アメリカはバーモンド州の山奥の森に56歳の時に1人住み、自らが創り上げた四季折々の花々が咲き溢れる庭を愛しながら、おとぎの国の主人公のような人生を送ったターシャ・テューダー。
写真を眺めるだけでもハッピーな気持ちになります。