ブログ百科ララ♫

幸せな人生を送るために書くブログ集

【2024年、波乱の幕開け・人生、何が起こるか分からない!】

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晦日が明けて2024年、また新しい年が始まりました。

 

1日、友人に新年のあいさつを送ろうと携帯を手にしたところ、ギュッ!ギュッ!ギュッ!

突然の地震警報!

 

そしてユラユラとした軽い揺れ。

テレビをつけると、震源地は石川県、能登。震度は7、つなみ警報も。

ええーーー!と私は画面を見つめました。

 

 

次いで、1月2日、羽田での飛行機衝突事故。

 

テレビの画面に映るのは闇の中、真っ赤に炎上する飛行機。

乗客はどうなっているのか?

外に出られたのか?それとも・・・

またしても起こったお正月の惨事に、私は言葉がありません。

 

新年早々、立て続けに飛び込んできた災害と事故のニュース、お正月ののんびりムードは吹き飛びました。

 

そして思いました。

人間、生きていれば何時どんな目に合うかも分からない、

自分はたまたま、今日まで大きな事故、災害に出会わずやってきたけれど。

身が引き締まる思いでした。

 

     

このお正月、この寒さの中、被災した北陸の方々はどんな思いでいるのか・・・

私はつい最近、北陸の可憐な美しい水仙を思い浮かべながらブログを書いたばかりでした。

 

なんとか被害が大きく広がらないことを願うばかりです。

 

 

フォトAC 北陸の水仙

     ◇

 


私の方は、お正月といっても普段とあまり変わらない生活ですが、年末に少し料理を作り置きしました。

前にいただいた栗を冷凍から戻して、栗きんとんを作り、大根と人参にゆずを加えて、紅白ゆずなます、そして里芋、ゴボウ、人参、レンコン、鶏肉、コンニャクの煮物を作りました。

 

キッチンで料理しながら、いつもはユーチューブで音楽を聴くのですが、珍しく朗読を聞きました。

 

松本清張の「二階」という物語でしたが、非常に心に沁みました。

 

私は清張が好きで、今までに映画やドラマをよく見ましたが、この「二階」という作品は初めてでした。

内容も面白く、思わぬどんでん返しがあって最後まで引き込まれていきました。

特に朗読者(男性)の語りが素晴らしく、情景が一つ一つ浮かび上がってきます。

 

内容は詳しくは記しませんが、印刷会社を営む夫が病に倒れ、妻がその後を引き継ぎながら夫を看病するというお話です。

登場人物はもう一人、看護師が出てきます。

 

「二階」というあっさりしたタイトルですが、うまくつけたな、と思います。

何かそこはかとなく妖しい匂いが漂ってきませんか?

 

この作品をまだご存じない方、興味のある方は聞いてみてください。

 

 

またここ何日は、いつものように外へ出て歩きました。

 

                            冬枯れの詩吟公園

 

自分で勝手に名付けた「詩吟公園」は、大抵人気がなく詩吟の練習が思う存分出来ます。

 

今年は足が少しでも良くなって、また詩吟教室に通いたい。

 

詩吟はあまり一般的には知られていないようですが、やってみると気持ちが良いですね。

 

*歌は、お腹からしっかり声を出して朗々と歌う。

*詩の背景や内容をよく把握して歌う。

*一応、型はあるが、自分の思いを込めて多少は自由にうたってもよい。(これは私の願望)流派によっては、いろいろ制約があるかもしれませんが。

 

このブログを書き進めている間、テレビで「じゅん散歩」というのを見ていたら、門前仲町のある店のご主人が詩吟「寒梅」を歌っていました。

 

新島襄作の「寒梅」は、詩吟を始めたころ他の生徒さんが歌うのを聞いて、いい詩だな、と思ったものです。

 

歌ったご主人は、大分やっていらっしゃる方のようでとても上手でした。

お正月に思わぬところで詩吟に出会い、嬉しかった!

 

 

では今年初めてのブログ、最後は雄大な日本一の山を歌った「富士山」という詩吟をご紹介して終わりたいと思います。

 

私が詩吟を始めたころ最初に覚えたのが「富士山」で、お手本にしたのが早淵良宗さんでした。

彼の歌声を聞いて、詩吟ってこんなに美しいものなのか、と思いました。

(イヤホンで聞いていただくと迫力が違います)

 

 

【富士山】 石川丈山

 

吟詠 早淵良宗 (鶴州流・吟剣詩舞家)

 


www.youtube.com

 

 

【本文の読み方】

先客(せんかく)来たり遊ぶ 雲外の頂き 神竜棲み老ゆ 洞中の渕

雪はがん素の如く 煙は柄の如し 白扇倒(さかしま)に懸(かか)る

東海の天

 

【通釈】

雲の上に高くそびえる富士山の頂きには仙人が来て遊ぶといわれ、

また洞中の深い淵には神竜が昔から棲んでいるとも言われている。

頂きに積もる雪は扇の白菊のごとく、頂より立ち上る煙は扇の柄のごとく、

その雄姿はさながら白扇をさかさまにして東海の天にかけたようである。

 

 

ではご挨拶が遅れましたが、今年もよろしくお願いいたします。

 

そして、最後に冒頭のタイトルに戻りますが【人生、何が起こるかわからない】

 

but、2024年が皆様にとって良いお年になりますように!!

 

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【強い!!井上尚弥、世界スーパーバンタム級(2階級4団体王座統一戦)KO勝利】

2023年も押し迫った12月26日、東京・有明アリーナにおいて井上尚弥(30)とマーロン・タパレス(31)=フィリピンの対戦が行われました。

 

ご覧になった方も多くいらっしゃったかと思いますが、私はレミノの動画サイトで、この熱い戦いを見守りました。

 

 

 

試合前

 

第3ラウンド

 

井上の右ストレート

 

タパレスを挑発

 

4ラウンド

タパレスからダウンを奪う

 

 

 

5ラウンド

タパレスの反撃

その後、

タパレスのディフェンスが良く

9ラウンドまで決定打を奪えない

 

10ラウンド

井上の渾身の右ストレート

 

 

タパレス立ち上がれず

 

 

井上みごとなKO勝利

 

 

右から大橋会長、井上尚弥、井上真吾トレーナー

 

強いですね!井上尚弥

今回もKO勝利です。

 

いったいどこまで勝ち続けるのでしょう?

しかも、激しい戦いの後とは思えない、きれいなままの顔。

これがいつも不思議でたまりません。

 

インタビューにも冷静沈着に、時折微笑みを浮かべて答える井上尚弥

まるで映画か漫画の中のヒーローのよう。

 

一方、敗者となったタパレスは、傷だらけの顔で「井上のボクシングが上手いのと、井上の早いスピードについていけなかった」と会見で語っていました。

 

でも彼が負けたあと、勝者の井上に歩み寄って握手を求める姿が、とても好感がもてた、とSNS上ではタパレスを讃える声が上がっているようです。

 

そうですよね。

マーロン・タパレスは、ここに来るまで37戦中34勝3敗。

並の強さではありませんよね。

 

ちなみに井上は26戦26勝(23KO)で凄い戦歴です。

 

二人とも今日の栄光の陰には、どれほどの鍛錬と努力があったことでしょう。

 

年の瀬に、この素晴らしい戦いを見ることができて気持ちが晴れ晴れしました。

 

 

では、今年も残すところあとわずかとなりましたが、急に暖かくなったり、乱れたりと、天候がいろいろ変わりそうです。

 

体調に気をつけて新しい年を迎えたいですね。

 

 

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【2023/年の瀬の買い物に水仙(スイセン)を買う】

 

今年もあとわずかとなりましたね。

 

ここ何日、親戚筋や兄弟などから小包みや宅急便が届きます。

 

何事も形式的なことは出来るだけ抑えたいと思いながら、やっぱり最低限のお付き合いはと、買い物に出かける。

 

あまり遠くの店へ行くと、動き過ぎてまた足腰に響くからできるだけ近くで、何か適当なものを見繕って送る。

以前はあれかこれかと考えた末にやっと決まったが、今は大抵お菓子の類が多い。

一応、相手の好みも考えるが、自分がもらって嬉しい感じのものを選んでいる。

 

用事が一段落してホットしたあと、自転車で通りがかったフアッション、雑貨類などを置いている店に入ったが、レジにずらっと列をなしている人、人、人・・・

 

やはり年の瀬だなぁ~と思いながら、せっかく入ったのだからと、ブラブラ見て回ると、青と水色の中間色のセーターが目に入りました。

 

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きれいな色だし値段も手ごろだし、手にとって鏡に映してみる。

でも、矯めつ眇めつ(ためつすがめつ)眺めた後、買わずに元の位置に戻しました。

 

やっぱり迷うようでは、(一目惚れしたものでなければ)後できっと後悔するのだから。それにレジの列は相変わらずだし。

 

私は青いセーターに微かな未練を残しながら衝動買いから逃れると、店の外に出て再び自転車を走らせた。

 

そして次は花屋さんの前を通りかかって、店先に水仙の花を見つけた。

 

 

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私は水仙が大好き。

 

バラや蘭のような華やかな花もいいけれど、水仙の清楚な気品が好きです。

 

水仙は美少年ナルキッソスの化身。

 

ギリシャ神話によれば、美少年ナルキッソスは、水面に映る自分の姿に見惚れているうちに美しい水仙になったという。

 

花言葉は自己愛・うぬ惚れ(ナルシスト)

 

日本水仙はスペインやアフリカなどの地中海沿岸から来たといわれ、人の手ではなく

海流に乗って漂着して野生化した、という説があります。

 

日本三大群生地は福井県の越前海岸、千葉県の鋸南町兵庫県の淡路島。

 

北陸地方では厳しい寒さを耐えて可憐な花を咲かせる水仙は雪中花と呼ばれて愛されているそうです。

 

以前、越前海岸に群生する水仙のすばらしい写真を目にして以来、いつか現地に行ってみたいと思っていましたが、近い将来実現できればと思います。

 

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お正月に飾ると縁起が良いとされている水仙、今日は通りすがりに何気なく買ったけれど、「ティタティタ」と書かれた札がついていた・・・

 

 

ティタティタってなに?

調べてみると、これはヒガンバナ科スイセン属の球根植物で、15~20cmのミニサイズの水仙のこととありました。

 

そしてティタティタとはフランス語で(内緒話)の意味で、水仙の花が群生する姿が、顔を寄せ合っておしゃべりしているように見えるところからつけられたということです。

 

なるほど、言われてみるとそんな感じもします。

 

「小さな妖精」とも呼ばれるティタティタ、大切にしたいと思います。

 

 

 

 

                                                                                                                                                   

【2023年を振り返って・②今年の私の運勢は真冬・真夜中だった?】

今年もあとわずか。

 

たまには暖かい日もあるけれど、やっぱり冬ですね。

青空の下に広がる大気は、きりっと肌に冷たい季節になりました

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私は朝起きると、まず足腰のこわばりを緩めるストレッチをしてから、徐々に動きだします。

 

朝食をとったあとは、今日のスケジュールを考えたり、洗濯機を回しながら部屋の中をウオーキングのつもりでぐるぐる回ったり・・・

(最近気が付いたこと:わたしの場合、家でふつうに歩けても、外ではじきに痛みが出たりして歩くのがきつくなる)

 

一見、呑気にやっているようですが、私の中では足腰の不具合のためここしばらく停滞したままになっていることがあってスカッとしないのです。

 

昨年の10月から始めた『詩吟』は今年3月末、急な足腰の痛みで教室へ行くのをストップせざるを得ませんでした。

(毎週土曜日、2時間の稽古に通うのは無理がありました。それともう一つの問題

(このブログの中でお話します)がありました。

 

それ以降は今日まで、自分で出来るだけ声をだし、新しい詩(うた)にも挑戦したりしてやってきましたが、やはり一人きりでは張り合いがありません。

 

それでも詩吟教室で親しくなったBさんとは、たまに会ったり、ラインや電話で話したりするので、そこは救いです。

 

Bさんのことは前にも話しましたが、なんとなく馬が合います。

まったく異なる境遇で別々の人生を生きてきた二人ですが、一緒にいて違和感がない、

他愛もないことで話が弾む、そして時々会いたくなる、そんな人です。

 

こういう出会いは、最近の私にとっては珍しいことです。

 

今まで親しかった何人かの友人達とは、前のように(特にコロナ以降は)会わなくなっていましたし、連絡を取りあうことも少なくなりました。

 

心の中でどうしているのかな・・・と思いながらそのままやり過ごしている。

と、話が少し横道にそれてしまいましたが、本題のほうに入りたいと思います。

 

 

12月に入って、Bさんとよく行くカフェで会いました。

コーヒーとケーキが美味しいので、最近会うときはここが定番になっています。

 

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いつものことですが、午後一番にあって詩吟教室のことや、私の足の具合など話しているうち、あっという間に時間がたって・・・この次は、年末でお互い忙しいから、年が明けたらまた会いましょう、と約束して別れました。

 

 

ところが、何日もたたないうちにBさんから電話が掛かって来ました。

 

私「あら、こんにちわ。どうしたの?」

電話はお互い、めったに掛けないので尋ねると、Bさんは興奮した声で言いました。

 

Bさん「私、もう嫌になっちゃったわ、Yさんのこと!」

いつも穏やかなBさんなのに、私の耳に声がわんわん大きく響く。

 

「どうしたの?」と聞くと、Bさんは勢いよくしゃべりだした。

 

Bさん「私、少し前に近くで詩吟大会があったから聞きに行ったの。それで、昨日、詩吟教室が終わって帰る時、Yさんにそのことを話したのよ。そしたら急に怒って、どうしてそういう所へ行くの?って言ったのよ」

 

私「えっ、そんなこと言ったの?失礼ね!おかしいんじゃない、ほかの人の歌を聴くのは勉強になるかっらて、普段Yさんも言ってるのに。他所のを聞きに行くのはダメだっていうのね」

 

Bさん「そうなのよ。そんなところへ行ったら、うちに来ないかって引っ張られるかもしれないからって言うのよ。私もうっかりして喋っちゃって・・・言わなきゃよかったわ」

 

私「いや、でもね、そんな言い方ってないんじゃない?子供じゃあるまいし、いい大人に行くな、なんて。そんなの本人の勝手でしょ。やっぱりあの方は入会してきた人間を自分の(将棋の)持ち駒くらいに思っているのよ。今いる古い人たちは大体そんな感じになっているじゃない」

 

Bさん「そうなのよ。一番古いEさんとFさんは、この間また大阪の全国大会にYさんの応援で行ってきたんですって。今年はダメだったらしいけどね」

(ちなみに去年の全国大会では、2位だった)

 

私「そうなの。あの方たちはそれでいいとしても、会員を何かと自分の思うように動かそうっていうのはね・・・」

 

Bさん「それからね、最近上手な人が入会してきたって話したでしょ。あの方は2回ほど来てすぐに辞めてしまったのよ。Yさんの教え方じゃあ、やっていけないって言って」

 

私「あら、そう。やめたの・・・」

私は、その話にさもありなん、と思った。

 

その人は偶然にもBさんの友達の友達だったということだった。そして今まで都心の方まで詩吟を習いに行っており、詩吟歴は長いらしく、とても上手に詠うとBさんは言っていた。

 

だが、Yさんのきつい気質的なことや、指導の仕方などがわかると、それを暗に非難して去って行ったという。

 

私は上手な人が入ってきて、他の人にも良い刺激になるんじゃないか、と思っていたけれど、やっぱりな・・・という気持ちだった。

 

私が入会した頃も、新しい人が入ってきたが、間もなく辞めていった、という話は聞いた。

 

この教室には、詩吟歴の長い男性の先生がいて、その方は素養も人としてのマナーも備えた方だったが、後から指導者(補助?)として来たというYさんは、首をかしげたくなるところが多々あった。

 

彼女は大先輩の先生のやり方にしばしばケチをつける。

「えー、ちがうわよ!」と横合いから言ったり、おっとり刀の先生が、次に話を進めようとすると「先生、もう時間がないから!」と言ってせかす。

 

私は最初、Yさんの遠慮のない態度に「二人はもしかして夫婦なのかしら?」と思ったほどだ。

 

これはYさんから自分の側に座るようにと言われて、毎回そうしている私にとっては、はなはだ落ち着かず、心地の良くないことだった。

 

温厚な男の先生が気の毒でもあるし、Yさんに言いたいように言わせたままの先生もなんとかならないのか、と歯痒く思ったり・・・

 

また、ある生徒が歌って音程が明らかに狂っているのに、「良かった~」とYさんが言うのを聞いて、私は「ええーー?真面目に教える気はないのかな」と思った。

 

そしてついに、私が辞めようと決心したのは。

男の先生は、型にだけ拘らず、ある程度自由に歌わせてくれるが、Yさんは妙に重箱の隅を突っつくのだ。

 

(ちなみに、詩吟に譜面はなく、横、斜め上、斜め下などのしるしがあるのみ)

 

だから同じ詩を詠っても、人によって微妙に異なる。

 

初めての昇段試験(今年の1月)に向けて、私は『富士山』を選んで練習を繰り返したが、男性の先生は良しとしてくれたが、Yさんは、頭の出だしが一寸違う、と執拗に型に拘るので、私は投げ出したくなった。

 

先輩で長年やっている男性に、どう歌えばいいの分からなくなった、と話すと「みんなそういう思いをしながらやっていますよ」と言い、試験においては型通りに歌うのが無難、という言い方をした。

 

そして試験の当日、私は自分の好きな『早淵良宗』の歌い方で最後まで歌った。

その後、Yさんは何も言わなかった。

 

ユーチューブでいろいろな人の詩吟を聞くと、同じ歌でもこんなに違う歌い方があるのかと思うくらい千差万別の歌い方がある。

 

Yさんは、いろんな人の歌を聴くことはないのだろうか?

 

ちなみに、Yさんの歌は凄い声量で、側で聞いている私は電気がビリビリ走って感電するかと思うくらいだ。

 

去年の全国大会では2位だったそうで、本人は、その声量にはかなりの自信があるようだ。

 

確かに声量はすごい、そこにもっと情感が伴なえば、かのシャンソンの歌姫エディットピアフもびっくりだろう。

 

Yさんは、私に悪意は持っていなかっと思う。私の熱心なところに感じたと言って

詩吟の会に誘われたり、メールなども時々来たり。

Bさんがいたからやってこれたが、やはりYさんの元でずっとやっていくのは無理だと思った。

 

そんな時、足が悪くなりそれを理由にやめる旨を告げた。

 

Yさんには、それが青天の霹靂だったようで、足がよくなるまでずっと待っている、と言ったが・・・私の中ではもう終わったことだった。

 

 

Bさんの話では、私はその後もしばらくは休み、ということになっていたようだ。

 

 

と、ここまで私事で話が長くなりましたが、せっかく入った詩吟教室、そんな訳でやめました。

 

 Bさんとしばらく話して、電話を切ったあと思いました。

 

少しでも足をよくして、何処か新しい教室に行きたい。できればBさんも一緒に行けたらいいけど・・・

ただ、今住んでいる地域では、何処の教室も同じ学院の傘下になるので少し離れた場所になるかもしれませんが。

 

     ◇

 

ところで今年、2023年の私の運勢は、高島易断によると、(真冬・真夜中)とのことで「人前に立って積極的に活動するよりも、自分の趣味などをして過ごすのがよい」とありましたが、これは当たっていたのかな?当たっていたのかもしれません。

 

足を悪くして行動範囲が限られ、思うことが出来なかった、という点では。

 

でも、そんな私を慰めてくれたのはブログを書くこと、そして皆さんのさまざまなブログに触れ、いろいろな思いを巡らすこと、それでこの1年やってこれました。

 

ありがとうございます。

ブログ上ですがポインセチアを贈ります。

 

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では、これから更に寒さ厳しくなりますが、お体に気を付けてお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

【2023年を振り返って・①足腰を何とか直したい!】

 

 

今日も日課ウオーキングに出かける。

 

半コートにマフラーを巻いても、外気は冷え切って完全に冬本番。

 

近くのお寺までくると、大イチョウの木が真っ黄色だ。

 

それを見上げながら思う。

 

(今の私は元の健康だった自分に戻れるか否かの瀬戸際だ)

 

 

今年の春、3月の終わりだった。

歯医者さんの帰りに急に右足が突っ張るように痛み出した。

 

数日前から、なんとなくおかしかったのだが、そのままにしていたのがいけなかったのか・・・

 

元々、先天性臼蓋形成不全と診断されている私は、若いころから足腰に不安があった。

 

例えば、山登りをしても、映画館でちょっと長めの映画を見ても、他の人は大丈夫なのに私はお尻のほっぺが痛くなる。

 

それがどういうことかわからずにそのまま生きてきたが、どうやら生まれつき股関節に問題があるらしいという事がわかった。

そして最近では、変形性股関節症、および脊柱管狭窄症と診断され手術を進める医師もいる。

 

えーーこの私が?

学校時代はスポーツもやり、常に姿勢が良いといわれてきた私だった。

自分なりに健康を気遣ってきたつもりだったのに、どうして?

 

急に右足に痛みが出だした今年の春以降も、その現実が受け入れられず、勿論手術は避けたいと思った。

 

そして病院をあちこち渡り歩いた結果、今の整形に落ち着いた。

ここの先生は私の足の状態に関して「手術はしなくても大丈夫ですよ」と言ってくれる。

 

私はその言葉を頼りに、投薬と電気治療を受け、理学療法士にアドバイスされたストレッチや、自身でやってみようと思った「きくち体操」という全身運動を続けている。

 

だが、内心どこまでそれで成果が上がるのかは疑問だ。

春のころの局所的な痛みは消えたが、今は少し無理をすると足腰全体が張ってミシミシと痛み出してくる。

早く治りたいあまり少し無理なリハビリをしている感じはある。

 

ただウオーキングだけは短時間だけでも毎日続けようと思う。

散歩は好きだ。

まだ知らない路地裏をぶらぶらしたり、広い中庭のある邸宅を眺めて、どんな人が住んでいるのか想像したりするのは楽しい。

 

イチョウの木を一時眺めた後、私は近くの公園に入っていった。

 

すると、ベンチに若い男性がスマホを手に話をしている。

 

通り過ぎるとき、「こんにちわ!」と彼は私に笑顔を向けて言った。

「こんにちわ」と私も言って通り過ぎた。

 

年は二十歳前後だろうか?男性は何処の国かわからないが外国人のようだった。そしてまた、スマホの相手に向かって話し始めた。

 

これが日本人の若い子だったら、あんな風に気軽に挨拶はしないだろうな、と思った。

私は不意を突かれて一瞬「えっ?!」と思ったが、屈託のない彼の挨拶にちょっぴり気持ちが和らいでいた。

 

イチョウ並木を歩きながら詩吟を口ずさんだ。

 

~遠く寒山に登れば 石径(せっけい)斜めなり

白雲生ずるところ 人家あり

車を停(とど)めて座(そぞ)ろに愛す 楓林(ふうりん)の晩(くれ)

霜葉(そうよう)は二月の花よりも紅なり~

 

 

山行(さんこう) 杜牧(とぼく)

私の好きな吟剣詩舞家、『早淵良宗さん』の歌声聞いてください。

 


www.youtube.com

 

 

今年中に足腰を直すのは難しいかもしれないけど、何とか来年は詩吟教室に通えたらと思います。

 

次回ブログに(つづく)

 

【大相撲が終わって、六義園の紅葉を見に行く】

 

【THE千秋楽

優勝は目元涼しい大関の霧島。

今場所も敢闘した熱海富士は残念だったが、

このまま力強い相撲を取っていつか優勝杯を手にしてほしい。

 

私の応援する若隆景は、幕下6枚目で5勝2敗。

今回、若隆景を応援するため早い時間からテレビを見ていたが、

幕下といえども体格や動きがよく、強い力士がいることに感心しました。

 

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お客さんも少なく、声援も飛ばない土俵上で対戦する力士たち、

一見稽古場の風景のようにも見えますが気迫に満ちています。

 

皆さん、こうして日々切磋琢磨して、上へ上へと長い道のりを歩んでいるのですね・・・

幕下の取り組みを垣間見て、相撲の魅力を改めて感じました。

 

今回も悲喜こもごもあった今年最後の大相撲は、あの名曲『THE千秋楽』

の旋律と共にその幕を閉じました。

 

ちなみに、ダイジェスト映像と共に千秋楽に流れるこの曲の正式名称は、

NHK大相撲中継エンディングテーマ』といい、

作曲者は内池秀和さんとのことです。

闘志と哀歓が織りなす素晴らしい曲、いつも聞き入っています!

 

music.apple.com

 

     ◇

 

六義園の紅葉を見に行く】

 

大相撲が終わった翌日、私は以前から考えていた文京区(東京都)の六義園へ向かいました。

 

足腰に不安のある今の私にはちょっと無謀ですが、思い立ったらやらずにはいられないたち。

 

万一の場合に備えて、傘をつえ代わりに持って出かけました。

 

バスで最寄りの駅に行き、JRで山手線の駒込駅へ。(この間、40分くらい)

駒込駅、南口から徒歩2分で六義園染井門入口へ着く。(この門の開閉は期間限定)

 

 

入口で入場料を払って、いよいよ出発。

 

ずっと以前に友人と一度来たきりで、ほとんど勝手がわからず、

六義園のパンフレットを手に、まずは目についた光景をパチリ。

 

よく晴れた平日の午後、ほど良い人波にまぎれながら歩いていくと、

見事な菊の展示が。

 

そして燃えたつ紅葉!

 

 

ここで六義園の情報を少し記します。

 

六義園

回遊式築山泉水の江戸期を代表する大名庭園

江戸幕府5代将軍・徳川綱吉側用人柳沢吉保が作庭。

和歌の趣を基調とする庭園。

イロハカエデ406本の池、ドウダンツツジイチョウなど計560本が庭園を彩り、いたる所で紅葉が楽しめる。

 

庭園を全部回ると約1時間くらいかかるらしい。私は足の負担を考えて茶屋などに寄らず、池の周囲に沿って歩くシンプルなコースをたどりました。

 

透きとおった池の水面。

 

 

六義園は繊細で穏やかな庭園とありますが、昔はいざ知らず、都会のど真ん中にこんな静謐な場所があるとは・・・ここを作庭した柳沢吉保という人はどんな人物だったのだろう?

 

 

ゆっくり歩いているせいもあるのか、足は思ったより大丈夫です。

辺りの景色に気持ちを取られているからでしょうか。

 

ところが、うっかり者の私はパンフレットをどこかに落としてきたのか、

説明書きを見ようとしてもどこにも無い、トホホ・・・

 

それ以降は、目の前の景色がどういった意味合いを持つのかはおいて、写真を撮るのみ。

そんな訳で以降、ほとんど画像のみが続きます。

 

 

 

池に掛かる石橋、『渡月橋』は四季折々に楽しめる人気スポット。

 

 

 

遠くに見えるビル群。

途中、大道芸人の曲芸を楽しんで少し歩くと竹林が。

入口は近い。

 

 

そして、何とか最初の入り口に着いたのは約1時間後でした。

 

パンフレットを失くさなければ、景色と和歌を詠み合わせたりして、もっと風情のある庭園巡りになったと思いますが、今回は歩くだけに終わりました、

 

でも紅葉を見ながら良いリハビリにはなったかな・・・そう思いながら私は再び街の喧騒に紛れてJR駒込駅へと向かいました。

 

私にとっては無謀かと思った六義園の散策、翌日も足腰に不具合はなく少し自信が付きました。

 

これからも気が向いたら〝ブラっとプチ旅〟しようと思います。

 

短命な秋、駆け足でやってきた冬・そして今年最後の大相撲、九州場所の行方は?!

 

立冬から数日経った今、木枯らしが吹きすさび戸外はすっかり冬の様相。

 

家の近くを散策すると、赤く色ついた落葉がそちこちにちりばめられています。

 

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いやー今年の秋は短命でしたね!

待ちわびて待ちわびて、やっと秋になったと思ったら、はや姿もなく去って冬到来。

 

この目まぐるしい変化に心身のバランスを取るのが大変です。

 

私は血圧が高めなので、とにかくこの季節、体を冷やさないように気を付けています。

「血流の滞りは万病のもと」と聞きます。

 

あとは食事バランス、質の良い睡眠、運動などを心がける。

 

運動は10月から始めた「きくち体操」を続けています。

これは全身運動で、かなりハードなので、自分のできる範囲内で長くやっていきたい。

今年の終わりころ、何らかの変化(成果)がみられればいいな、と思っています。

 

     ◇

 

ところで、11月12日から今年最後の大相撲、九州場所が始まりました。

 

スポーツは大体のものが好きですが、特に野球と相撲は大好きです。

 

野球に関しては、ずっとファンだったダルビッシュメジャーリーグに行ってからは、観るのはメジャーばかりでしたが、今年のWBCを見て以来、また日本の野球や選手にも関心を持つようになりました。

 

今、話題の山本、今永投手はメジャーで、どこのチームに行くのでしょうね。

 

それから、もうすでに行って今年好成績を上げた千賀投手、あの方はいつ見てもクールな感じで、風貌もエキゾチック、不思議な魅力がありますね。

 

 

そしてもちろん多くのファンが見守る大谷選手、彼を獲得するのはどこの球団か?

今後も野球情報から目が離せません。

 

 

と、前置きが長くなりましたが、相撲に関しては、この九州場所どんな展開になるのか、とても楽しみです。

 

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先場所では、「熱海富士」という新人力士の活躍で大いに盛り上がったのですが、千秋楽、大関貴景勝は真っ向勝負に行かなかった。

 

それは熱海富士がまっすぐ突っ込んでくると見たのでしょう。

だからそれをよければ確実に勝てる。

そして実際その通りになりました。

 

あっけなく熱海富士に土がついた瞬間、館内の空気が一瞬シラーとしたものに変わったのを感じたのは私だけでしょうか?

 

貴景勝は、勝つための相撲を取ったのだな・・・と思いました。

だが一言いたい。

 

大関として、人間としての矜持はないのんか?!

そこに愛はあるんか!!

私は一人憤った。

 

たとえ貴景勝がこの新人に負けたとしても、こんなやり方をせず正面切って堂々と戦ったのなら、勝っても負けてもここまで後味は悪くはなかったと思います。当の本人も観ている方も。

 

今まで怪我をしたり首を悪くしても頑張っている貴景勝を、応援する気持があったのが、この一番で一気にしぼんでしまった。

 

彼は大関の役目を果たした、という人もいますが、勝ち方がどんな風でも勝てばよいとなっては、力士の品格云々などという言葉も今後は空々しく響きます。

 

負けて花道を下がる熱海富士が一生懸命泣くのをこらえていたのが印象的でした。

思い切り相撲を取れずに終わったのが無念だったのでしょう・・・私ももらい泣き。

 

そんなわけで楽しみだった大相撲観戦も、ちょっと熱量が下がり気味になったのですが、そんな時、待ち焦がれていた「若隆景」が、今場所から復帰してきたのでした。

 

去年の春場所以来というから、かなり長期の休場です。

 

初日は見られなかったのですが、黒星スタートだった。

幕下6枚目まで番付を下げた若隆景を、次ぎこそ見ようと15日の取り組み日に早くからテレビの前に座って待つ。

 

そして若隆景登場。

あちこちから「若隆景ーーー!」と声援が飛んでいました。

 

 

この方の、浮世絵に出てくるような雰囲気が好き。

 

もと横綱白鵬宮城野親方が、あと10キロあれば更によくなる、と言っていたが、ちゃんこをたくさん食べて軽量をカバーしてほしい。

 

 

 

今日は難なく押し出しで勝って、引きあげていく若隆景。

 

あまりにも長期にわたる休場で復帰は難しい、という意見がある一方で「あいつは、すぐに元の位置に戻ってくる」と、兄の若元春が言ったという話がある。

 

ファンとしては、あまり焦らず着実に力をつけてまた戻ってきてほしい、それまでは早い出番に合わせて見られる限り応援しています!

と、ここまでは私個人の思いを書きました。

 

そして今場所、大勢の相撲ファンが注目する新鋭、熱海富士!今のところ粘り強くパワーのある相撲で連日の白星。

 

先場所のようにこのまま優勝に絡んでいければと、期待が膨らみます。

 

寒さ厳しく心身共に閉鎖的になり勝ちになる中、肉体と肉体を熱くぶつけ合う大相撲という素晴らしい国技は、一時でも気持ちを湧き立たせてくれます。

 

元気でこの季節を乗り切っていきたいと思います。

 

 

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