ブログ百科ララ♫

幸せな人生を送るために書くブログ集

【太陽がいっぱい!】

前回のブログを書いてから、こちらでは気まぐれな梅雨がしとしと降り

 

比較的涼しく凌ぎやすい日がありました。

 

でもそれも束の間、再び太陽が顔をだしそれから先はずっと猛暑!

 

もちろん雨続きの後の太陽はありがたいです。

洗濯物は楽に乾くし、出かけるのも雨具なしで身軽に行ける。

 

ただ、太陽の熱量があまりにも多すぎて・・・脳内に異変が起きたのか

アランドロン主演の名画「太陽がいっぱい」がふと頭を過ぎりました。

 

そしてあの哀愁に満ちたニーノ・ロータのテーマ曲と、青い海原に浮かぶ白いヨット。

 

出典:photoAC

古い映画ですが、あまりにも有名なアランドロンの出世作、ご存じの方も多いと思います。

これはお金も地位もなく貧しい主人公が、自分を侮辱する金持ちの友人に殺意を抱き

その恋人の愛をも我が物にするというフランス・イタリア合作のサスペンス映画。

 

今回、改めて調べてみると「太陽がいっぱい」というのはフランス語では

plein soleil(プランソレイユ)。

直訳すると「照り付ける太陽」「炎天下」という意味だそうです。

 

映画の中で、主人公がすべての事を成し遂げ野心を手中に収めたラストシーンで

砂浜に寝そべりながら呟くのが「太陽がいっぱいだ、最高の気分だ!」

というセリフです。。

 

これは太陽がカンカン照り付けてたまらない、でも気分は最高だ!

という意味らしいですね。

 

もうすぐ自分に迫る悲劇的な結末も知らずに・・・

 

 

そういえば「ソレイユ」は太陽のほかに、「ひまわり」の意味もあります。

ひまわりの花言葉は、あなただけを見つめる。

 

この映画の中では、太陽を(お金、権力、支配力)などの象徴に見立て、主人公がそれのみを見つめ、野心を満たすために綿密な計画のもとに突き進んでいく様をスリリングに描いています。

 

確かにあのアランドロンの深い瞳の奥には、決して掴めない秘密がありそうで

うってつけの役だったんでしょうね。

 

 

という訳であまりの炎天下、私の意識がアランドロンの「太陽がいっぱい」まで

飛んで行ってしまったというお話でした。

 

でも残念ながら「太陽がいっぱい」でも「気分は最高だ!」とはならず

ぐんぐん熱量を増していく太陽を恨めしく思いながら

戸外を見つめている私です。

 

「今日も何とか一日をやり過ごすしかない・・・」

ちょっと捨てばち気味に呟きながら。

 

 

病院でのリハビリを終えて1カ月と少し経った今

今度は猛暑との戦いですが、できるだけ前向きに日々を

過ごしたいと思います。

 

早朝の散歩

これは出来るだけ欠かさずやっています。

気持ちの良い大気に少しでも触れられます。

 

 

先ずはいつもの詩吟公園へ

まだ定期的に詩吟教室に通うには体力に自信がなく一人で歌っている

 

朝のブランコは気持ちがいい♫

イチョウ並木

 

春には桜が咲き乱れる巨木

 

どんな人が住んでいるのかしら?

 

プラタナスの葉が爽やか

公園の花壇

 

今日も暑くなりそうだ!

 

 

まだ7月、これからが夏本番。

 

照り付ける太陽に支配される日が延々続くけれど

いろいろ工夫しながら心身のバランスを保って

やっていこうと思います。

 

いつか海が近い自然の中で暮らすことを目標に。

そしてその時こそ、私は言いたい。

 

太陽がいっぱいだ。気分は最高だ!」

 

虚しく崩れる虚構の幸せではなく、ささやかでも揺るぎないものを手にして。

 

出典:photoAC