連日の猛暑が続いています。
そんな中、ついにパリ五輪がスタートしましたね。
開会式はセーヌ川での史上初の水上開会式となり
エッフェル塔、ノートルダム大聖堂、ルーブル美術館など名立たる建築物を背景に
まるで絵画を見るような情景と、華やかなパフォーマンスの数々。
さすが芸術の都パリ、という感じを受けました。
子供のころからスポーツが大好きな私にとっては、今回のオリンピックは
大きな楽しみ！
これで８月いっぱいは酷暑にもめげずやっていけそうかな、という感じです。
数ある競技の中で、私が特に見たいものはバレーボールと卓球です。
（私は少女時代、部活ではバレーボール、遊びでは卓球をやっていた）
◆バレーボール
今までのところ（８月３日現在）、バレーボールは男子が３戦して１勝、女子は奮闘するも２戦２敗。
男子は今日アメリカに負けはしましたが、１セットとったことで準々決勝進出が確定！
女子は今夜、対戦するケニア戦の結果でどうなるか？というところでしょうか。
男子では石川祐希、高橋藍、西田有志選手が予想どおりの活躍です。
三人ともそれぞれの個性が光っていますが、西田選手のアタックやサーブ
の迫力には凄まじいものがありますね。
女子バレー、キャプテンの古賀紗理那選手とは２年前に結婚。
やはり、彼の持つ熱い迫力が彼女のハートにも火を点けたのでしょうか？
二人のなれそめについて、
「私が人見知りということもあって、最初はあまり好きじゃなかったけど・・・」と古賀選手が笑いながら言ったのに対して
「心境の変化が凄い！ あんまり好きじゃない人と結婚しているんだね」と西田選手は返していました。
楽しそうな良いカップルですね。
これからいよいよメダルを賭けての戦い、男子も女子も精一杯頑張ってほしい！
◆卓球
卓球は技術的なことは勿論ですが、忍耐の勝負でもありますね。
今回選出された女子の戦いを見ながらつくづく思います。
特に平野美宇選手は、韓国の新鋭、20歳のシン・ユビン選手に結果的に敗れはしましたが、
その巻き返しが凄かった。
最後まで諦めない、めげない、その精神力がすばらしい。
彼女が勝ってもおかしくない試合だった。
ぽろぽろと涙をこぼしながらインタビューに答える平野選手の姿が健気だった・・・。
そして日本のエース、早田ひな選手。
長身で手足が長く、パワーは男子並みといわれている非常に魅力のある選手。
昨晩は、あの世界ランク1位で中国の孫穎莎（そん・えいさ）選手と戦いましたがストレートで敗戦。
早田選手がどこまでやってくれるか？と期待しましたが
孫選手はやはり並みの人ではなかった。
身体の中に精密なコンピューターでも仕込まれているのだろうか？
と思うくらい、どんな球にも冷静に的確に対応してくる。
無駄な動きをせず、決して焦ることなく悠々と。
そんな彼女が最後に、早田ひな選手と握手を交わした時
何か言いながら微かに微笑んだのが印象的だった。
あまりにも強すぎて、人間離れしたイメージだったのが
わずかに和らいだ瞬間だった。
（案外さっぱりした良い人なのかしら・・・）と思いました。
対戦後、インタビューを受けた早田選手は、涙のにじむ目で
「コンディションが１００％ではなく十分な力が発揮できなかった」と敗戦の弁を語っていました。
どうやら、３回戦で対戦した北朝鮮選手との試合で利き腕の左腕を痛めたようで、今回の試合前には棄権も考えたそう。
ただ、「４年後にまたオリンピックでプレーできる保証はないと思い、最後までやろうと決めた」とも語っていて、なんと気丈な人だろうかと思いました。
今夜行われる３位決定戦では平野選手を倒したシン・ユビン選手との対戦。
「最大限できることをやって銅メダルを獲得したい」という彼女の想いが叶うようテレビの前で精一杯応援したい。
そして、いつかは中国の壁を破り、頂点に立つ日を目指してほしい。
卓球男子の方はあまり見る機会がなく、張本選手と早田ひな選手のダブルスは
負けたとの情報を得ましたが、個人戦では張本選手の「チョレイ！」の声がたくさん聞けますように、今後応援してゆきたいと思います。
また、いつ頃行われるのかわかりませんが、北口榛花（はるか）選手という女子のやり投げも楽しみです。
笑顔がすごく溌剌として魅力ある人です。
と、ここまでパリ五輪への自分なりの感想やら思いを記してきましたが
一言書き添えるのを忘れるところでした。
もしも私が生まれ変わるとしたら、その時はスポーツ選手になりたい。
バレーボールか卓球、またはやり投げかな！？
今後まだまだ暑い日が続きます。
体調に十分気をつけてお過ごしください。
